2009年08月24日

美・愛・死

美はなんて切なく儚いのだろう。

美は現前しない。

美は見ることも所有することもできないーー痕跡の経験。

美を待ち望むことは、祈りのようなものなのかもしれない。

マルグリット・デュラスは書いている。
「わたしはもうわかっている。何かを知っている。女を美しくみせたり、みせなかったりするのは服ではない、念入りな化粧でもなく、高価な香水でもなく、珍しく高級な装飾品でもないということを、わたしは知っている。問題は別のところにあると、わたしは知っている。どこにあるかは知らない。ただ、女たちがここだと想っているところにはないと、知っているだけだ。」

だからこそ、わたしたちは、女も男もできるかぎりのおしゃれをしなければならない。神聖な配慮を身に纏って、時には狂気のように、ファンタジーの出会いのように。

詩の美は余白/余韻、それらの「あいだ」にある、たとえ文字や音声「そのもの」にあるように見えるとしても。しかし、余白/余韻の遊戯は「それ自体」として孤立してあることはできない。それはおそらく欲望と名づけることができるだろう。美が到来する瞬間を待ち望むには、この世界のなかにこのうえなく繊細なスタイルを、信じうるマティエールを、かけがえのないパートナーをつくらなければならない。

天でも地でもなく、そのあわいの風。あるいは、心でも体でもあるようなモードのたわむれ。

美と呼び優しいリズムで応えあっているのは愛なのだ。愛と死は直接に所有することも一体化することもできない。死は見ることも支配することもできないーー愛のように。そして、美という恵みがあたえられる。

愛はなぜ詩的でしかありえないのだろうか?

この「すばらしい不幸」を生きること。一緒に、不意に、情熱的に。

そう、きみの瞳のように、大切なことは見ることではなく涙なのだから。

【日記の最新記事】
ニックネーム croix at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月03日

グラマラスに入浴する・5

magical_bath5.jpgバス・ルームの演出(ドラマ)のおおよその手順をまとめておきます。

適度な温度と量の温水を浴槽にためます。エッセンシャル・オイルや入浴剤、花弁などをいれ、水晶その他の置き物を配置します。ロウソクは安全な場所に置き、光を灯してください。

入浴中は静かに瞑想し、あるがままとなり、内面に深く降りてゆきます。

入浴の終わりには、感謝の祈りをしましょう。そして、浴室をきれいに掃除します。これ、とっても大切!

すばらしい湯浴みができるよう、心から祈っています。
ニックネーム croix at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | cosmetique | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

グラマラスに入浴する・4

magical_bath4.gif入浴の前に、小さな準備をしておきます。

*空腹感はハーモニーを乱すので、なにか軽く食べられるものや飲料水をもっていきましょう。

*神秘な空間であるためには、孤独な時間も必要になってきます。同居人やペットがいる場合には、どうするか考えておきましょう。

*「入浴中! 邪魔はしないでね。」といった札をドアにはっておく。

*忘れ物は禁物。いちど入ってしまうと取りにいくのは面倒くさいですから(笑)。

*水晶の置き物などを使うときは、それを水で清めるとよいです。

こういう小さな「こだわり」のひとつに、方位があります。

*北には地の女神がいます。心身のカタルシスを感謝しましょう。

*東には気の女神がいます。調和と崇高(すうこう)に感謝しましょう。

*南には火の女神がいます。愛の情熱と想像力に感謝しましょう。

*西には水の女神がいます。癒しと生命に感謝しましょう。

ささやかなお祈りの時間ですね。方位磁石もいりますよ!
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2007年12月01日

グラマラスに入浴する・3

magical_bath3.jpg自分の内なる女神に出会うために、次のステップに進みます。いくつかのスタイルを想いめぐらしてみましょう。

元気のために
お好みの色と香りのする、オレンジやレモンのエッセンシャル・オイル、ルビーのような水晶の置き物とロウソク、花、おもちゃ、など。

リラックスのために
疲れた神経を穏やかにし、生命力を回復するために、ラベンダーやカモミールのエッセンシャル・オイル、アメジストのクリスタル、紫や藍のロウソク、よい香りと肌触りのする入浴剤、などを試してみましょう。

ロマンスのために
愛とパッションを招き、至福の時を過ごすために。薔薇やバラ色のエッセンシャル・オイル、クォーツ(水晶)、朱色やピンク色のロウソク、甘い香り、など。

フォーカスのために
内面を整え、透明にする。エッセンシャル・オイルはバジルやローズ・マリー、クリスタルはお好みの色で、ロウソクは黄色やライト・グリーン、などはどうでしょうか。

浄化のために
色は白。白い石鹸や白い塩を使い、徹底的にクレンジングする。白いロウソクに光を灯し、ミルク色の温水にゆっくり包まれること。

ちょっとしたヒントです。あなたの自由自在がステキな世界を生みますよ!
ニックネーム croix at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | cosmetique | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月30日

グラマラスに入浴する・2

magical_bath2.jpg入浴もひとつのアートなのだとすれば、魅惑をつくりだすのは「象徴性」だということになります。入浴する人はアーティストとして、象徴を造形し、美とカタルシス(浄化)を生み出すのです。

ところで、古来から世界を構成する「四元素」というものが考えられてきました。バス・ルームの象徴性は、この四元素に支えられているとも考えられます。

 ミルクやワインに浸ったりすることもあるかもしれませんが、基本中の基本はこれでしょう。水とは、わたしたちの感情と感覚を受けいれ、癒してくれるものです。

 あたたかな温水に恵まれるためにはこれが必要ですが、象徴という点からすれば、浴室に置かれるろうそくが大切です。情熱と想像力の火の粉です。

 なんらかの結晶を意味します。石鹸や入浴剤はこれにあたりますね。生命は土に支えられて成長します。

 空気、雰囲気、そして香り。わたしたちのコミュニケーションであり、精神的なものを支えます。

この四元素とその象徴から、新しい世界をつくってみましょう!
ニックネーム croix at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | cosmetique | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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posted by 269g